プロフィール

安達 春彦 (あだち はるひこ)

山辺町長 48歳

・山本学園高等学校100周年記念事業実行委員長
・明治大学山形県父母会副会長
・山辺町商工会会員
・山辺ロータリークラブ幹事
・緑ヶ丘ブロック協議会顧問

メッセージ

選挙を経験し、次世代議員に求められる「若さ=エネルギー」だけでは不十分だと実感致しました。
私自身、行政経験はございません。しかし、多くの町民の皆さま同様、民間企業で働いた経験があります。
だからこそ、皆さまと近い目線で物事を考えることができると自負しております。行政は営利を目的にしておりません。
「どのようにすれば町民の方々に幸せな暮らしを提供できるのか?」それを考え実行することが行政の役目であります。
また別の視点では、「税金の無駄はないのか?」「補助金は毎年適正に使われているのか?」、「本当にそれが町のためになり、かつ町民の方々から喜んでいただけるものなのか?」私たち議員も行政の方々と本気で考えていく必要があります。
私は行政と民間では決定的な違いがあると思っています。
町民の方々は行政のサービスの良し悪し関係なく税金を支払わなければなりません。
しかし民間は、提供するサービスが悪ければお金を頂くことができません。
だからこそ、その大きな税金を頂く以上は、町民の方々に満足してもらえるサービスを提供していく必要があります。
確かに1人1人の意見を全て反映するのは困難なことかもしれません。
でも、そこに少しでも近づく努力をしていくこともまた行政の仕事であります。

全国の自治体で抱える問題は、“人口減少”と“少子高齢化問題”です。
2060年には、山辺町の人口が1万人を割り込みます。それでもこの町は生き続けていかなければなりません。
さらに、2040年頃には全国の4分の1の自治体で人口が半減、高齢者数はピークに達し、加えて
若い労働者が不足し自治体では社会保障費やインフラ修繕費が極大化し、国内も歴史上体験をした
ことのない事態に直面するとも言われております。
ゆえに、それを乗り切るカギとされるスマート自治体化と広域連携をしていくべきではないかと考えます。
スマート自治体とは「AI=人口知能」を活用し、従来の半分の職員でも自治体を機能させる姿です。
現在の自治体ごとにバラバラな情報システムではなく、全て共有化をすることはもちろんのこと事務処理やデータ入力などパターン化する作業は AI に任せ、職員は立案、住民サービスなど職員でなければできない業務を集中していくということです。
人口減少社会の現代、地域の中核都市の在り方そのものも転換が必要な時期にきています。
人口が減り自治体の力が弱くなれば、今のように各々の市町村が全ての行政サービスを提供することは困難になります。
そこで中心市と周辺で広域連携を進めているわけです。
もちろんこれも完全な施策ではなく、財政基盤は強化されたという声もある一方で、中心部だけ良くなり、周辺部は過疎化が進んだとも耳にします。
また行政の効率化が進んだが、行政と住民の距離が遠くなったという批判があるのも
事実です。
そして、これからの自治体は自主財源の確保が絶対に必要です。
これから日本を背負っていく若者1人で高齢者3、4人を支えていかなければならない時代なりました。
これが現実です。
その現実をしっかりと受け止め、「今、何をすれば未来ある子供たちが安心して暮らせるまちづくりができるのか?」教育問題も当然ながら先の経済環境をしっかり整えるべきであると私は思います。
10年後、20年後の未来を見据えながら、計画・実行・反省、さらに次へ活かすPDCA サイクルを行い検証することが最も大切です。チャレンジは失敗する確率を上げます。
当然チャレンジをしなければ失敗はしないでしょう。
でも、私は如何なる困難な道でも自分の目標に向かってチャレンジをしたいと考えています。
努力をすれば成功するとは限りません。
しかし成功している人は人一倍努力しています。
人は1人では何もできません。しかし2人いれば3人分のパワーを発揮することができるはずです。
皆さまも「私は関係ない」と思わずに一緒に自分たちの町を自分たちの手でつくっていきましょう。

1人1人が山辺町に誇りを持てるようになるまで・・・・・主役は町民なのです。

略歴

  1. 1973年  山辺町に生まれ地元の小中学校を卒業
  2. 1992年  学校法人山本学園高等学校卒業(現惺山高等学校)
  3.      東京ニューオータニグループホテル&アソシエイトホテル 山形グランドホテル入社
  4. 2004年  ブライダルプロディース業として企業
  5. 2006年 「トップサービスH&A」を設立
  6. 2008年  株式会社H&Aとして法人化
  7. 2015年  山辺町議会議員 初当選
  8. 2019年  山辺町議会議員2期目 当選
  9.      総務文教常任委員会委員長
  10.      山辺町監査員
  11.      山形広域環境事務組合監査員を歴任
  12. 2022年 山辺町長 当選
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